読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

daniel-yangのブログ

メインブログ「受動態」(読書感想文ブログ)とは異なる内容を気まぐれで記します。

ふるさとのなまりなつかし高校の同窓会

石川啄木の短歌
ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく”
f:id:Daniel_Yang:20131230081013j:plain
 
先日高校の同窓会に出席して、その意味がわかったように思いました。
 
ーーーーー
 
普段、仕事では、
メールにしろ、職場での伝達にしろ、
書く文章、しゃべる言葉が、複数の相手に同じように理解出来るように心がけています。
具体的には、
・ 丁寧な日本語(標準語)
・ 主語と述語は一つずつの簡潔な文章。
・ 正確な表現
・ 先ず結論を先に述べる。
・ 詳しく聞きたい人のために、結論の後に背景の説明や、考えに至った経緯、データなども示す。
・ 相手に正しく伝わったか、必ず相手の理解した内容を聴く。
・ 相手の返事と一緒に、感想も聞く。
・ しゃべった内容が、そのまま理解されているとは期待しない。
・ なるべくゆっくり、はっきりしゃべる。
・ 平易な漢字を使う。
・ 相手がしゃべっている間は、遮らずに聞き役に回る。
・ 例えば、日本語を習得した外国人にもわかりやすく、
・ 外国語にそのまま翻訳出来るように
 
など、など。
気を使うわけです。
 
帰宅しても同じように、気を使っています。
だから、一人で過ごしている時間が、唯一気が休まる時です。僕にとっては。
 
ところで、
気を使うようになったのは、仕事で計画係になってからです。
計画を立てて、スケジュール表にし、責任者に承認をもらい、関係者に説明します。
常に、計画通りに進んでいるか気を配り、修正が必要になれば、すぐに対応します。
 
僕は、この仕事を遂行する上での必要に駆られて、コミュニケーションに気を使うようになりました。
自分で気を配っているだけでなく、会社のカネで、高額な受講料を払い、セミナーなどに参加させられ、コミュニケーションの理論と実践を勉強させられ、また実際に、しゃべる、書く、聴く、読むなどの訓練も積みました。
 
(要は、カネを掛けてできあがったのが、僕のコミュニケーション能力であります。ただし、このようにブログや、ツイッターや、SNS、BBSでのやりとりも、ずいぶんと身になるものが多いです。このブログにしたって、振り返って考えれば、僕は、自分の考えをまとめておいて、いざ生身の人間を相手にして、言いたいことが言えるように準備をしておくことが目的のようなものです。)
 
ーーーーー
 
それまでの自分を振り返ると、全く気を使わず、好きなようにしゃべり、好きなように聴いていました。
コミュニケーションがとれていたとは、おおよそ言えない状態でした。
f:id:Daniel_Yang:20130817141207j:plain
 
ーーーーー
 
が、しかし。
高校の同窓会では、
 
高校生だったときのように、
 
話しを聞くのも半分、
相手がしゃべっている最中だろうが、
自分のしゃべりたいときに、しゃべり、
好きなように過ごしておりました。
 
案外、それで通じるんです。
 
同窓会のひとときは、まったく、リラックスして、気が休まり、なおかつ楽しいひとときでした。
 
 
家に帰ってきてから振り返ると、
これが、
「いわゆるハイコンテクスト文化なのだなぁ。」
と気がつきました。
ハイコンテクスト文化とは、
ツーカーが通じる狭い小さな社会のことです。
 
そこで話されるテクストは、
そのコミュニティーだけでしか通じません。
ですが、そのメンバーに限れば、
・ 多く語る必要は無い。
・ 好きなようにしゃべれば良い。
あるいは、
・ 早合点しても、それほど間違いは無い。
と、大変便利なのです。
f:id:Daniel_Yang:20130817164205j:plain
 
ーーーーー
 
「ふるさとのなまりなつかし」
とは、方言の事を指す、と理解するのが正しいのだ。と僕も思います。
 
でも、
こうして、普段気を使ってしゃべり、聴き、メールを書いていると、
気を使わなくても、心が通じ合う出身地のコミュニケーションの中にいる心地よさもまた、
「ふるさとのなまりなつかし」
となるのかも知れぬ。
と思った次第です。
 
ーーーーー
 
そう言う意味で言うと、
結婚相手が同郷だと、
家庭に戻ってからはリラックスが出来るかも知れないですね。
あ、あと、自分が育った実家で過ごす時間というのも、
そのような意味で、息抜きになるのかも知れないですね。
 
逆に考えると、育った地域で就職し、職場には、同じ地域出身のひとだけしかおらず、同じ学校を卒業した人と結婚をすると、たとえ英語の成績が良くても、いざ、海外旅行や、出張した際には、コミュニケーションには相当苦労するのだろうな。と、予測出来ますね。
さらに、推測を飛躍させると、もし、自分のふるさととは遠くかけ離れた場所で育った人と結婚しているにもかかわらず、帰宅したら気を使わずに済んでおり、リラックス出来ているとしたら、相手が気を使っているかもしれません。たまには感謝してみましょう。
ちなみに、ここで僕がジェンダーについてとっても気を使った表現をしていることに気がついて欲しい。と、ふと思いました(^◇^;)
 
ーーーーー
 
今日が仕事納めの方も多いと思います。
帰省されたら、是非リラックスして、一年の疲れをいやし、英気を養って下さい。
 
それでは、良いお年を(^.^)/~~~