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daniel-yangのブログ

メインブログ「受動態」(読書感想文ブログ)とは異なる内容を気まぐれで記します。

理由を説明しないほうが良いケース

「理由を述べるべき」といわれますが

「人に説明するときは、f:id:Daniel_Yang:20141220022807p:plain
やみくもに目標や結論だけを話すのではなく、
ちゃんと理由を述べて
相手が理解して聴けるようにしましょう。」
もっともな意見です。
「はい。そうですね。理由を述べるべきですね。」
と、同意したくなります。
しかし、説明する内容によっては、理由を述べない方が良い場合があるのでは? と思い至ったので、本日お目文字に叶いました。

1. 謝るとき

f:id:Daniel_Yang:20141220022819p:plain謝るときには、理由を述べない方が良いケースがあります。
数年前、高級料理店が謝罪したケースです。
客が残したパセリを使い回していた事を取り上げているテレビの報道番組を見ました。
謝罪した女将さんが理由を説明して曰く
「もったいない、と言う言葉が皆身に付いており、捨てることができなかった。」
と言うような事を述べていました。
ちゃんと理由を述べています。
同時に突っ込み処を与えています。
「じゃぁ、今後も使い回し続けるんですね。」
と。
謝るときに理由を述べると、さらに説明が必要になります。
「もったいない。と言うこと自体は間違いではなかったのですが、捨てずに置くなら、従業員の賄い飯にするべきでした。」
と付け加える必要がありました。
もしかしたら、テレビのインタビューでも述べていたのかもしれません。編集でカットされて、僕が聴けなかっただけかも知れません。

このケースでは最初から、理由を述べずに

「心得違いでした。」
「反省してます。」
などと、謝罪の言葉だけならべて、煙に巻く方が良かったと思います。

f:id:Daniel_Yang:20141220022827p:plain所詮、理由を述べたところで、同情されて、許されることはありません。


良い例がスピード違反で捕まったときです。警察官は、もちろん許してくれません。切符を切られて、罰金&減点です。
しかし、警察官は捕まえて第一声で
「急いでいましたか?」
と理由を述べる機会を与えます。
素直に
「はい。ちょっとあわててました。」
と、ドライバーは理由を述べて安心します。
警察官にとっては、ドライバーが簡単にスピード違反を認めて、チケット~罰金の手続きができる仕組みです。

ドライバーが一安心したのは、つかのまであり、理由を述べたところで、罰金はなくならず、減点されます。

ここで、警察官の問いかけに答えず
「法定速度で走っていたよ。前の車が飛ばしていたから、前の車のスピード違反を取り違えているんじゃないのか。」
と、理由を述べないドライバーはやっかいです。

教訓:謝罪するときに、理由を述べたくなるのが人情ではあるが、理由を述べても、許されることは期待出来ない。

2. 嫌いな理由

f:id:Daniel_Yang:20141220022834p:plainドライブデートでカー・オーディオから流れた曲が気に入らなかったとき。
理由を述べてはイケマセン。
単に
「この曲嫌い。別のにして」
と、シンプルに述べるべきです。
間違っても丁寧に理由を述べてはイケマセン。
例えば

「このヴォーカルって服装のセンスが悪くって、テレビに出ても、他の出演者をなめてるのか。っていうくらい。中年のオッサンが休日に町内を散歩しているときのような格好をしているんだよね。こういう人の歌を聴くと、なんだか、みじめな気分になるよ。」
と言う具合に、自分が聴きたくない理由を、彼に丁寧に説明してはイケマセン。
少なくともチョイスした彼は、この曲が好きなのです。あなたが嫌いな理由を丁寧に述べると、彼の好みを否定してしまうことになるのです。

「この曲嫌い。別のにして」

と言うに留めましょう。

3. 決断を下すとき

f:id:Daniel_Yang:20141220022900p:plainあなたが何かの責任者で、決断を迫られた時には要注意です。

特に、みんながいろんな理由を挙げて、いろいろな意見を述べた後に、あなたが決断した時が要注意です。

「A案に決めた。B案に比べ、費用対効果が大きい。結果が早く出る。失敗したとしても、次につなげられる利点もある。」

などの理由は、決断を皆に述べるときには避けて、伏せておくべきです。

とくに、A案に決まったら、B案を推している者も含めて、みんなで取り組む仕事の場合には、もってのほかです。
もちろん、理由を聞かれたら答えるべきですし、文書にして残す場合にも、理由を書き記しておくべきです。

f:id:Daniel_Yang:20141220022913p:plain

でも
「A案に決めた!」
とみんなの前で決断を述べる際には、詳しく理由を話さない方が良いです。

B案を推していた者も、それなりの理由と利点を考えて推していたのですから。
ここで詳しく理由を述べると、
「A案を推していたものの勝ち。B案を推していた者は、考えが足りない。」
と、B案を推していたものの能力が低いと、大声で言うようなものです。A案推薦者も含めた皆の前で、負け組の烙印を押してしまう結果になります。

今後、みんなで一緒に仕事をする際には、B案推薦者はA案推薦者の奴隷として働かされるのではないか。と警戒し、チームワークが弱くなります。

 

f:id:Daniel_Yang:20141220022922p:plain三つほどしか例を挙げられませんでしたが、

「口に出す前に、ちょっとで良いから、相手にどう聞こえるか考えて。」

と言う教訓は、
「理由を話した方が良いか?」
「理由を言わない方が良いか?」
の判断でも同じ。と言うことでした。 

なお、このページに貼り付けた蓮の画像は、東京都羽村市の根絡み前水田の企画イベントで、縄文蓮の栽培コーナーをシーズンに撮ったものと、東京都立川市昭和記念公園で撮った画像です。写真と、本文には、ほとんど関連がありません。(僕が撮った写真で、文章も僕が書いた。と言う程度の関連がある程度です。)

 

それでは、皆様ごきげんよう。さようなら。また会う日まで。