日経ビジネスオンラインの人気コラム二つ
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 〜世間に転がる意味不明:日経ビジネスオンライン
で感じるところが多かったのでブログに記します。
一つめは、小田嶋隆氏の「ア・ピース・オブ・警句」の先週の記事
グリーンピースが立ち入り禁止のナスカの地上絵付近で足跡を付けるなどの損傷を負わせた件を取り上げて、
僕の理解を箇条書きにすると、論旨は以下の通り。
・ 環境保護は、みんな賛成だ。環境保護に反対する人は見あたらない。
・ それにもかかわらず、環境保護を訴える人は、架空の「環境破壊賛成者」に対して、抗議する立場をとる。
・ 啓蒙を試みる際には、自分よりも環境保護意識に劣るとレッテルを貼った大衆(僕たちのこと)に対して、上から目線で訴える。
・ これでは、だれも話を聞かないよね。
続いて、鶴野 充茂さんの金曜動画ショーは、先週の
です。
なぜ、投票率の低さを嘆く訴えが、一向に効き目を発揮しないのか、を分析しています。
僕は、以前秘密保護法廃止法案を提出する!と宣言した福島みずほさんの動画を見て、お節介ブログを書きました。
秘密保護法《廃止》法案を成立させるために - daniel-yangのブログ
「国会の周囲には、志を同じくする人が沢山いる。」
と言うところから話を始めている、福島さんにお節介の口出しをしてみたものです。
「周囲に賛同者がいるからと言って安心していては、志を全う出来きないよ。」
「国会ではアウェイなんだから。」
が趣旨です。
先にご紹介した金曜動画ショーでは、「勉強しろ」と子供に言う事の効果の少なさを例に挙げて、効果的な子供への「勉強のさせかた」を紹介しています。そして、本題に戻って、一向に効き目のない「投票しましょう。」の訴えについて、考えています。
このコラムの中では、三つの異なるアプローチを(コラムの趣旨の動画を用いて)提案しています。
三つとは、
・ ネガティブな印象を持たれている事を前提にして、イメージアップを図る。
・ アウェイである事を自覚して、興味の無い人に聴いてもらう工夫をする。
・ 思い立った一人が、一人でもできる事を探してみる。
です。(僕の理解した内容です(汗))
僕が好きな韓非子
は、「門番の恨み」の中で、
人を動かす、最も有効な手段は、
「人に動かされてると自覚させず、自発的にやっていると思わせることだ。」
と(韓非子の中ではノアールな例を挙げて)説明しています。
えっと、まとめられないので、「続く」と言うことにしますm(v_v)m