続きです。前編はこちら。
ちなみに、この映画の公式サイトがあります。
概要、公開スケジュール、webでの活動などは、こちらをどうぞ。
解説(^^ゞ
映画に詳しい人が解説するならともかくとして、滅多に劇場にも足を運ばない僕が解説をしても良いのか?と思います。
簡単にね。下記4点で説明します。
1. 岩井俊二監督作品です。
2. タイトルの解説。
3. 三時間くらいの作品です。
4. 主役と主人公。
1. 岩井俊二監督作品です。
undo
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映像表現がスゲー斬新で、当時は「映画監督」とは呼ばれず「映像作家」などと紹介されていました。
Love Letter
1995年3月公開。中山美穂主演。
中国や韓国で大人気だったらしい。当時小樽に旅行すると、中国人や韓国人旅行者が劇中でみぽリンが叫ぶ「お元気ですかぁ~っ!」を真似して叫んでいるのが耳に出来たらしいです。
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
1995年8月公開。
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少し前に僕が熱く語っていますので、こちらもどうぞ。
PiCNiC
これも映像表現が独特で、舞台も登場人物も日本だと思うのだけれど、どこか知らない国のエキゾチックな感じが印象的でした。
スワロウテイル
東京や上海をモデルにしたと思われる、近隣諸国の貧しい人たちの出稼ぎ先"Yen Town"が舞台。お金(円)を稼ぐことが出来る街だから「円都(イェン・タウン)」出稼ぎに来る人を「円盗(イェン・タウン)」と言う設定。スケールが大きな大作。「日本を代表する映画監督」と認知させた作品だと思います。
なお、この作品の角川文庫後書きで
企画書を持って行く時には二、三枚の粗筋ではなく、膨大な枚数の小説を持ち込むことにしていた
と記しています。
リリイ・シュシュのすべて
のどかな風景。
しかしみんな勘違いしてないか。風景がのどかなのと人間がのどかなのは違う。
と言う出だしが印象的だった、十四歳の過酷な日常を描いた衝撃的な作品。
原作小説の感想をhontoに投稿していますので、僕の感想はこちらをどうぞ
さらに、詳しくは僕のブログの本体、公開中の読書ホームページ
Daniel Yangの読書日記「受動態」リリイ・シュシュのすべて/岩井俊二
をどうぞ。
ちなみに、ほぼ同じ内容でamazonにもレビューを投稿していたのですが、やたらと評判が悪かったので取り下げています。
花とアリス
2004年公開。
昨年公開されたアニメーション"花とアリス殺人事件"
と共に、岩井俊二監督の音楽の才能にも親しめる作品です。
長くなったので、再び
「つづく」
うーん、僕は岩井俊二監督作品を振り返ると、長くなってしまう……。