イーハトーヴ交響曲
↑で予告されていた、
○BSプレミアム
5 月29 日(日)午後10:50~深夜0:00
「宇宙を奏でた作曲家~冨田勲 84年の軌跡~」
です。
そこで、Blu-ray
とCD
の両方を大人買いしました。
ジャケット
Blu-rayのジャケットに描かれた初音ミクは欧米での販売を意識したのか、大人チックです。が、こんな初音ミクはこのジャケットだけですので、これから購入される方はご安心を。ちなみに、このジャケットをデザインしたTシャツも販売されました。
(まだ買えます。僕は先ほどMを二着発注しました。)
Tシャツに、初音ミクは描かれていません。
そもそも「イーハトーヴ」とは、宮沢賢治が発明した言葉で、僕は小学生の時に先生から「『岩手県』を世界共通語のエスペラント語に訳したもの」と教わった覚えがあります。(その後研究が進み「イーハトーヴ」はエスペラント語を念頭に置いたものの訳ではない。と理解されるようにいたったようですが)いずれにしろ「岩手県」のことです。
May 3rd, 2016 Daniel Yang
ジャケット写真は、おそらく南東~南(盛岡~雫石)方向から撮ったもので、南斜面の溶岩ドームの浸食痕、縦縞の残雪が写っています。これが、鷲が羽を広げているように見え、岩手山の別名「巌鷲山」の元になったようです。僕も、次回春に行った時には(秋だと残雪は無いでしょうから)盛岡から岩手山を撮ってみようと思います。
僕の中の宮沢賢治ブーム
ちょうど、岩井俊二監督「リップヴァンウィンクルの花嫁」
も公開され、僕の中で宮沢賢治ブームが到来しました。
(「リップヴァンウィンクルの花嫁」の主人公皆川七海が宮沢賢治ファンと言う設定。)
NHK追悼番組で流れた第五楽章「銀河鉄道の夜」にやられてBlu-rayとCDも大人買いしたので、ブログで何か書こうと思った。調べたら、この人が全部書いていた。 / “冨田 勲 : 宮澤賢治の印象を音楽で描く 「 イーハトーヴ交響…” https://t.co/bdPYsgwvUJ
— Daniel Yang (@DanielYang20) 2016年7月2日
でした。
と、言うわけで、皆様が読んで目から鱗が落ちるようなことを書くことは目標とせず、僕が好きなように書くことにしました。
イーハトーヴ交響曲のヴィジュアル
の銀河鉄道の夜も上映されました。
特に南十字星の場面は感動の中心で、まぁ、泣けてきますわ。
音楽としての「イーハトーヴ交響曲」
演奏の内容は、初演と東京再演で特に大きな変更は気がつきませんでした。
すると「初演はとても頑張ったんだなぁ。」と思い至ります。
(大概初演と言うのは、曲の完成から演奏までの期間が短く、演奏する人は限られた時間で、曲を理解し、習得し、練習するので、とても大変だ、と友人(歌う人)から聞いた覚えがあります。)
billboardのライブレポート
によると、初演当日は、CDに収録されている「イーハトーヴ交響曲」+アンコール2曲の前に、冨田勲作曲の映画音楽などが3曲(メドレー含む)ほど演奏されているそうですが、僕は「イーハトーヴ交響曲」だけで充分でございます。
交響曲は、七つの楽章で構成されています。
・ 第1楽章-岩手山の大鷲<種山ヶ原の牧歌>
・ 第3楽章-注文の多い料理店
・ 第4楽章-風の又三郎
・ 第5楽章-銀河鉄道の夜
・ 第6楽章-雨にもまけず
・ 第7楽章-岩手山の大鷲<種山ヶ原の牧歌>
・ 第1楽章-岩手山の大鷲<種山ヶ原の牧歌>
このトレーラーを視聴すると、やはりテーマソングとして、牧歌が歌われています。
青空文庫で「種山ヶ原」が拝読できます。
読みました。
違いました(T_T)/
これは短編小説「種山ヶ原」であり(爆)
戯曲「種山ヶ原の夜」は別にありそうです。
かな? と思うのですが、僕が持っている筑摩文庫の宮沢賢治全集は7だけなので、確認できません。
時間切れ(T_T)/
つづく