納豆に食らいついて、下記ブログ記事を紹介していたツイートを拝見しました。
と、言うわけで、僕もオススメリストを作ってみようか。と。
無論自分のホームページ
の読書日記から、ボヘミアの海岸線さんご指摘の要点に留意して選ぶだけですが。
4点とは、
1. おもしろい
2. 短い
3. 文庫
4. 日本語訳が読みやすい
です。
だから、いくらオススメと言っても、岩波文庫「韓非子全集」全四巻
は、言い出さないように注意します(^_^;)
著者名順の「あ」から、めぼしいものをピックアップしていきます。
1. サガン「悲しみよ、こんにちは」
昔、ラジオで小泉今日子がオススメしたときに、僕の周囲の人も随分と読んだようであった。フランソワーズ・サガンの大ヒットのデビュー作です。
SFです。物語としては、SFと言うよりも、刑事物。主人公の二人(うち一人はアンドロイド) が殺人事件の解明に挑みます。
3. ヴェルヌ「十五少年漂流記」
「海に行くつもりじゃなかった」
冒頭では、フランス人少年読者向けに「イギリスの学校では……。」と、外国の習慣を引き合いに出しての説教くさいところがありますが、全体を通しては、遭難に際して一人の脱落者も出さず、健康に、心身共に成長して帰国する少年たちを説得力のあるエピソードと描写で描いた面白い作品です。
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キャロル「不思議の国のアリス」は日本語として読みやすいオススメを知らないのでパス。
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文庫でなく、新書じゃが。
物語としてもおもしろいし、誰でもタイトルを知っているものだがから、読んで損はない。
ちなみに「つかまえて」を漢字にすると「捕まえ手」つまり捕手、野球で言えばキャッチャーなんだよね。そういうわけで村上春樹が「キャッチャー・イン・ザ・ライ」としたのは的を射ていると思う。
僕は箱根の星の王子さまミュージアム
に行ったときに買ったハードカバーしか持っていないので、文庫がどうかは、ワカリマセンが、文字が少ないから、直ぐ読めますよ。
ちなみに「うわばみ」とは、大蛇のことらしいです。
釣り趣味の人にお勧め。
ほとんど全編が、老人が小舟でカジキマグロを釣り上げる描写です。
7. 魯迅「故郷」
短編で、角川文庫だと「阿Q正伝」に収録されています。
この角川文庫に収録されている「眉間尺」が現代のCGを使ったアクション・ホラー戦記ものみたいな感じで面白いです。
ムーミンシリーズは、最初はトーベヤンソン自身が挿絵を描いた小説からスタートしています。
最初の一冊としてオススメは、第三作のこれ。主要人物(妖精)が登場し、協力して迫りくる「飛行オニ」に立ち向かいます。
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以上八冊でした。