前略
【 日 清 か ら の 重 要 情 報 】
— 完全メシ (@kanzenmeshi) 2023年12月14日
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とても気になったのでリンクを拝見しました。
レタス2.5個分とは？
この中の”レタス2.5個分”がわからなかったので調べてみました。
※ レタスの栄養成分値は八訂栄養成分表を参照
とあったので”食品栄養成分表”を検索しました。
文部科学省の食品成分データベースがヒットしました。
検索結果：レタス可食部100g当たり、下記の通りでした。
水溶性食物繊維：0.1g
不溶性食物繊維：1.0g
食物繊維総量：1.1g
（土耕栽培）
日清のホームページでは、11.2gで2.5個分と書いているのだから、
1個あたりは、4.5gと言うことなのであろう。
すると、レタス一個は、4.5/1.1×100＝ 407gという計算になる。
ところで、レタス一個って何グラム？
レタス一個の重さがわからないので検索したところ
生活知恵袋
なるウェブサイトに当たった。
レタス（M）の可食部の重さは469.6gだそうだ。
レタス（M）一個（469.6g）あたりの食物繊維は、以下のように計算できる。
水溶性食物繊維；0.1×469.6＝0.4696g
不溶性食物繊維；1.0×469.6=4.696g
食物繊維少量；5.166g
レタス（M）2.5個分だと、
水溶性食物繊維；1.174g
不溶性食物繊維；11.74g
食物繊維総量；12.91g
日清食品のページのレタス2.5個分（11.2g）と言うのは、
不溶性食物繊維に限っても、おおよそレタス（M）を想定したものと考えて間違いなさそうだ。
レタス2.5個分ってどうなのよ？
ところで「レタス2.5個分」ってどうなのよ？
と思ったわけです。
もう少し正直に言いますと
「レタスは、さほど食物繊維が多い野菜ではないのじゃないか？」
例えば、もっと多い野菜で言い換えると「少ないな。」と思われるところを、取り繕って「レタス」で言っているのじゃ無いか？と思ったわけです。
と、言うわけで、各種野菜に含まれる食物繊維の一覧表とかないですかね？
と検索しました。
大塚製薬のページがヒットしました。
このての内容を検索すると、大塚製薬のウェブサイトによく当たります。
平素私は仕事において、大塚グループのいろんなものが「ちゃんとしている」というイメージがあるのですが、これは親切さと正直さと高い能力の合わせ技のような気がします。
僕も仕事では、このようなイメージを持たれるように、日々勉強して能力不足にならないよう、ごまかすことの無い正直さで取り組み、お客様に限らず仕事の上流、下流双方にわかりやすく、使いやすい仕事をしようと思いましたですよ。
食物繊維の一覧表がありました。
100g当たり食物繊維総量1.1gというのは、キュウリと同じ。
大塚製薬（ポカリスエットの会社ね）のこのサイトの表には、イメージしやすいように、「食材ごとの目安」というものついているので、計算してみましょう。
キュウリ1本は100gめやすなので、11.2gの食物繊維は、キュウリ11.2本分です。
つまり、当食品のキャッチコピーは、
レタス2.5個分
でも
キュウリ11.2本分
でも良いと言うことになりますな。
キャベツだと、622g分
僕は、毎日キャベツを150gほど食していますが、食物繊維に限れば、日清食品の当「完全メシ」を一食食べるだけで4倍以上摂取できる計算です。
ほうれんそうだと1.6束
ごぼうだと1.1本
なるほど、一食で食物繊維11.2g接種できる
というのは、宣伝の通り「豊富に摂取できますよ。」と言って間違いないようです。
大学
ちなみに見落としていて今気が付いたけれど（レタス一個の重さを他に当たったけれど）
重量は「食品の栄養とカロリー辞典 第3版/女子栄養大学出版部」と書いてありました。
amazonでも買えるようです。
Kindle版もあるのか（しかも安い）
この大学は近所なので「へぇ、出版部もあるのだ。」と感心したでござる。
ちなみに僕の母校も（独立した会社だけど）「オーム社」という出版社があるな。
やっぱり神田錦町にあるのだな。って俺が卒業研究していた建物のはす向かいだったのだな。
今日は、なんか良い勉強をしたように思う。
イメージ（根拠の無い思い込み）で「レタスで言うのはインチキ」と思っていたのだけれど、べつにインチキではない。」とわかったのが大収穫でした。
それでは、本年もよろしくお願いします。
早々
