daniel-yangのブログ

メインブログ「受動態」(読書感想文ブログ)とは異なる内容を気まぐれで記します。

「トラベシア」第6号「いしあいひでひこのやさしい人生」を読みました2

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の続きです。
タイトル画は埼玉県坂戸市赤尾。越辺川[おっぺがわ]河岸平野の広大な田んぼ。エントリーの内容とは関係ありません。(前回のアイキャッチ画像が引用した本の表紙を無断転載してるふうになっちゃったので、自分で撮った写真を冒頭に貼り付けました。)
photo: Daniel Yang: '21/7/17  16:21 PENTAX K-S1 smc PENTAX-DA L55-300mmF4-5.8ED ISO: 200, f/9.0, 1/320s, 460mm相当
読書意外に、写真も趣味です>私。が、しかし。世の中の趣味の人の、
凝った、見事な写真に挑戦するつもりもなく、
ただ、この「一面緑色」みたいな構図?だけは気に入って撮っていて、自分でも気に入っているものです。
この一面の緑は、持ってるレンズの最大望遠。
「遠くまで緑がいっぱいに入る」~入れることが出来た一枚です。
 
往復書簡「いしあいひでひこ×姫野カオルコ」の次に読んだのは、
書き下ろし「アプレ・ゲールのなれの果て」
本書のハイライト。このあとには、執筆者の紹介があるのみ。
食事は、好物からいただくタイプです>俺
 
今とは違う世相を生きたいしあいさんが、その時代を生きた感覚
を文章にしています。
 
文学とは、言葉にならない声を文章にするもの。
という定義があるけれど、このハイライトの文章は、我々(というのは、僕はいしあいさんの少し年下。いしあいさんの大学卒業と入れ違いに僕は大学生になっている計算。で、おおよそ同世代と認識してます)が「何ものなのか」を言葉にしている、と感じました。
 
結局、苦労しようが、楽に生きようが、
楽しかろうが、辛かろうが、
家族に恵まれようが、孤独だろうが、
生まれたからには、いずれ死ぬ。
 
では、自分が生きた、この世は、何だったのか。どう考えれば良いのか。
なんとなく、その一つの答えを、提案として提示されたような気もするし、
そうでもないような気もする。
ま、いいじゃないか。と思ったところで、今回の感想文は終わり。
感想になってないけれど。
じゃぁ、良い感想って何よ?と思うのだけれど、眠いのでこれまで。
 
つづく(かもねん)